筋トレにおける重量へのエゴを捨てる重要性

無理な重量を使ってダンベルカールをしているがりがり男性筋トレコラム
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あなたが筋トレをする目的はなんですか?

筋肉をつけたい?痩せたい?競技力を上げたい?モテたい?力が強くなりたい?

目的に合ったトレーニングが出来ていると言えますか?

この質問に自信をもって肯定できる人は目的意識をしっかりもって結果に直結する行動が出来ている人ですが、そんな人はまずいません

この記事ではほとんどの人の筋トレの目的であるボディメイクに適したトレーニング方法とやりがちなミスを紹介します

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筋肉をつけて体をかっこよくしたい。ボディメイク

ボディメイクなら重い重量にこだわりすぎずに、丁寧に筋トレをすること。身体のバランスを見て理想の体になるように筋肉の部位を狙って鍛えること。PFCバランスや栄養補給のタイミングにシビアになることが大事です

エゴを捨てて重い重量にこだわらないこと

筋トレといえば重い重量の方が効果が上がる。重いものをあげられたら凄い筋肉になる。と考えがちですが、これは間違いです

たくさんのボディビルダーが語っていますが、自分にとって重すぎる重量を使っている人が多すぎます

現在は主にyoutubeで活動しているボディビルダーでめちゃくちゃでかいカリマッスルも重すぎる重量の弊害について語っています

デメリットは筋肉への負荷が乗らないこと。筋肉は収縮と伸展で負荷がかかることで鍛えられます

補助についてもらわないと扱えないような、無理な重量で狭い可動域で筋トレしても効果はほとんどありません

実際、僕がジムに通っていてみる人たちの中で全然良い身体じゃなく、数ヶ月、数年でも成長が見えない人は重すぎる重量を扱っています

重い重量でも筋肉が成長する人としない人の違い

もちろん高重量=悪ではありません。重量をコントロール出来るか出来ないかがポイントです

可動域が広く、筋肉に負荷が掛けられていれば体は嫌でも成長します

しかし、無理な重量を扱うと可動域が狭くなるのは避けられません

どうしてもちまちましたトレーニングでなって、本人はトレーニング中しんどいし、息が上がって疲労感は溜まりますが筋肉は成長しません

周りからみると滑稽に見えますが、本人は気づかないことが多いです

重量を上げたいというエゴを捨て去る

なぜ、重い重量を上げたいか、それは大抵の場合エゴです

「筋トレやってんの?ベンチ何キロ?」

「100kg上げれるぜ」

「すげー!!」

こういう会話は多いですが、ベンチプレス100kgと言ってもフォームによってその難易度は大きく変わります

上の動画でも出てきましたが、ベンチプレス競技のようにブリッジを極限まで組んだフォームとそもそもバーを胸まで下ろさないフォームべた寝でゆっくり丁寧にフル可動域のフォームどれも難易度は大きく違います

腕が短い方が可動域が狭くなるので有利だし、胸に付けるまで下ろすのを徹底するにしても脂肪がついていた方が身体の厚みが増すので有利です

というわけで単純なトレーニングで扱う重量に拘るのはナンセンス!

上記のベンチプレスで言うと、筋肉を付ける目的ならべた寝でゆっくり丁寧にフル可動域のフォーム。が最適です。普段可動域を制限したり、胸のバウンドを使うフォームを使っている人は著しく重量が落ちますが、筋肉を成長させるのには最適なフォームです

ここでエゴとの衝突ですね

今まで胸につけないフォームで100kgを上げられていて、周りにも自慢していたけど、胸筋の発達に最適なフォームでは70kgしか上げることが出来ない

この事実に向き合い、重量を落とすことが出来るか。出来なければベンチプレス100kgの世界にいられますが、筋肉の発達は思うようにいかない。

認めることが出来れば筋肉の発達は加速する。ただそれだけです

それだけじゃない。コントロールできない高重量は怪我をしやすい

コントロールできない重量でトレーニングしていると単純に怪我をしやすいです

パワーリフティング出身で、超高重量で基本種目をこなしていた史上最強のボディビルダーであるロニーコールマンは現役引退後に大手術で人工股関節に付け替えましたが、一生まともに歩けないとも言われています

 

彼の場合は超高重量トレーニングで充分な可動域で最強の筋肉を手に入れましたが、それでも関節を破壊してしまいました

つまり、単純に超高重量は危険だともいえます

というわけで、去年まで7連覇したフィルヒースやビッグラミーなんかの最近のトップボディビルダーは比較的低重量を使い、FST-7 Programとかいうなんか凄いテクニックを使いナイスな筋肉を作り上げています

本当に怪我は怖いです

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まとめ-賢い重量選択をしよう

  • 筋肉をつけるためにはフル稼働域でコントロールしてトレーニングできる出来る重量を使うのがベスト選択
  • 稼働域が広いナイスな筋トレでも高重量で体を酷使しすぎると関節が死ぬので注意

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