筋トレ用語である「バルクアップ」と「パンプアップ」
混同しがちなややこしい2つの用語を解説します
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バルクアップは筋肉がつくこと「筋肥大」を意味する
バルクの意味は「筋肉量」
つまりバルクアップとは筋肉がついて体が大きくなったことで「筋肥大」といいます
バルクアップの日常的な使い方
バルクアップに有効なのは豊富なタンパク質と休養だよ
若者はすぐにバルクアップしてうらやましいぜっ
パンプアップは筋トレ後一時的に筋肉が大きく見えること
パンプアップは英語だとpump up
pumpはポンプのこと
筋トレにより、身体のグリコーゲン(炭水化物)などの水分が特定の部位にポンプのように送り込まれて筋肉が張って大きく見えることをいいます
コンテスト前のボディビルダーがやるのはパンプアップ
ボディビルのコンテスト前には選手は全身を軽く筋トレしてパンプアップさせます
これをするのとしないのとでは見た目に非常に大きな差が生まれます
上手くパンプアップしないとハリが悪いとも言います
パンプアップの仕方
30回以上出来るような軽い重量で高回数行い、丁寧に筋肉を温めていきます
↓コンテスト前のボディビルダーのパンプアップの様子
パンプアップを強く起こす方法「カーボアップ(カーボローディング)」
基本的には炭水化物と水分を多めに摂ることでパンプアップはしやすくなりますが、
コンテスト前のボディビルダーなどは計画的に食事と水分をコントロールすることで非常に強いパンプアップを目指します
基本は2週間位前から炭水化物をどんどん減らしていって、コンテスト前日から炭水化物を超大量に摂るというものです
パンプアップの日常的な使い方。普通はパンプと言う
筋トレ後に
今日の腕トレめっちゃパンプした!俺の腕太すぎね?
最近パンプがイマイチなのよね~プレ変えようかしら
※プレ(ワークアウト)とは筋トレ前に摂るサプリやドリンクのこと。血管拡張作用や興奮作用があるものを摂るのが効果的
パンプアップさせる効果は見た目だけじゃない
パンプアップすると一時的に筋肉が大きく見えるのでコンテスト前や、友人と会う前に筋肉を大きく見せるのに有効ですが、実は他にも効果があります
パンプアップさせる事自体が筋肥大に有効
パンプアップするとバルクアップに有効だという説があります
理由としては
- 筋細胞を拡張してバルクアップへの刺激になる(筋肥大は化学反応)
- パンプアップにより代謝物が蓄積し除去と栄養補給のために対象筋が充血し栄養が多く取り込まれるから
- おまけ※パンプした自分の姿を鏡で見てモチベーションがあがる
などが上げられます
個人的にはほぼ確定で効果があると思いますが、反対派もいます
決定的な実証が出来ないので仕方がないですが、筋肉を付けるプロであるボディビルダーのほとんどがパンプアップを重視していることからもパンプアップを意識することは大事だと考えられます
パンプアップとコールド
主に腕の太さを計るときに聞くのが「コールド」という言葉
これは筋肉をつかっておらず、冷えていて全くパンプしていない状態を指します
つまり
腕の太さ勝負しようぜ!(ササッ)俺29cmね!
いや、俺脚の日だったから腕コールドだし、お前そもそもデブだからズルいぞ
ちょっと変な文章ですがこんなことがリアルでもツイッターでもよくあります
コールドとパンプでは下手したら5cmほどの差が出るのでどうせ計るなら、腕トレをして充分パンプした後の数値を出したいですね
ちなみに腕の太さなんて脂肪によってかなり上乗せ出来るのであんまり意味がありません
1人で腕やウエストの太さを測れるメジャー↓
まとめ
バルクアップは筋肉が増えることで「筋肥大」ともいう。こっちの方が上級者っぽい
パンプアップは筋トレ後に水分やグリコーゲンが一時的に筋肉に集まることで筋肉が大きく見える現象のこと
コンテスト前のボディビルダーなどが実践する
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