前回で腕相撲で怪我をしないためのフォームを紹介しました
今回は腕相撲のコツを紹介します
いままで間違ったフォームだった人が、正しいフォームを覚えれば確実に強くなります
前回は怪我をしない(させない)ために正しいフォームを紹介したので、今回はその発展版という形です
肩甲骨を広げて固定する
正しいフォームなら、背筋や腹筋にもしっかり力が入るので、腕と身体を固定したまま身体を相手陣地に向けて倒します
大抵の人は腕だけで倒そうとしますので、正しいフォームで全身の筋肉を使えば自分より力の強い相手にも勝つことができます
また、力が入りやすいようにお腹はテーブルにつける。脇を締めたときの肘の角度は90度で固定するというのも大事なポイントです
背中は少し丸めるような格好にすることで、肩甲骨を動かないようにして、力のロスを減らすことが出来ます
肘は必ず肩より内側に入れることも覚えておきましょう
ここまではすべての人が共通のフォームでしたが、ここからは大きく分けて2つのテクニックを紹介します
てこの原理を使ったトップロール
動画の中で勝っている方の選手がトップロールを使っています。
Taras Ivakin – top roll master
相手の指先を後ろに引っ張って力が入らない状態にもっていきます
このとき身体を少し後ろに引きながら手首を巻くのがポイントです
スタートがうまくいったら、中指を相手の手の甲のほうに向くようにして、相手の肘を伸ばしていきます
素人はまず使わない(使えない)テクニックです
かなり力が上の相手にもハマれば勝てるという、なんかとても凄い技です(小並感)
手首を巻き込むフック
Trening of Armwrestling – 41(HOOK) More explanations
小指側に手首を巻き込み、身体ごと倒します
素人同士だと、お互いが手首を巻き込む格好になりがちです
その場合は力比べになるので、瞬発力でスタートから相手の手首をいかに早く巻き込み身体ごと倒せるかが勝負のかぎを握ります
体格で勝っている人はフック同士の力勝負に持ち込めばいいでしょう
しかし、素人同士だと瞬発力のあるほうがだいたい勝ちます
ちなみに僕は強くないです