Happy!は何回読んでも泣けるテニス漫画【浦沢直樹の最高傑作】

浦沢直樹の「HAPPY!」の主人公「海野幸」テニス

こんちゃ!

浦沢直樹といえば「20世紀少年」や「YAWARA!」が有名ですが僕は断然「Happy!」派です!

この記事では作品の魅力を紹介します

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あらすじ

主人公の兄が事業で失敗して2億五千万円の借金をしてしまい、借金取りに殺されそうになる

それを主人公海野幸(みゆき)がウィンブルドンの賞金で返済を目指すというものです

浦沢は最も影響を受けた手塚治虫の『火の鳥』の文学性と、ボブ・ディランの『信じる道を生き抜く』主人公を『HAPPY!』に投入する事を決意した。人間の愚かさや汚さをさらけ出しながら懸命に生きる人々の壮大な人間の本質を描く文学を目指した。(NHKプロフェッショナル仕事の流儀)

この作品は、前作の「YAWARA!」のような勧善懲悪を前面に押し出す作風ではありません

純粋でエネルギーに溢れた海野幸(みゆき)

お互いに思いを寄せているのは鳳財閥の御曹司である 圭一郎

プレイボーイでテニスの才能はピカイチ!

しかし、母に甘えきりで典型的な「おぼっちゃま」

メンタルが弱く大舞台では実力を発揮できません

鳳財閥の会長鳳 唄子は全日本女子テニス界のパイオニア

圭一郎は幸のプロ挑戦への援助を頼むが、実は唄子は現役の頃、幸の父洋平太に思いを寄せていたのだが

洋平太は気づかないうちにフィアンセとして幸の母になる福子を紹介してしまう

その事が原因で海野家を毛嫌いするようになっていたのです

幸は唄子の手回しにより全国各地のテニスコートが使えないようにさせられてしまいます…

幸のテニスの才能を妬む周りからのイジメも深刻です

しかし、どんな困難な状況でも一心不乱にテニスに打ち込む幸!

そして、遂に念願のウィンブルドンへ…

コミックで23巻。完全版では15巻の大ボリュームなのですが読み始めると没頭してしまいます

ちなみに僕は完全版を買いました

何度読んでもどうしようもない位胸が熱くなる作品です