角度が変えられるベンチを「アジャスタブルベンチ」といいますが、「インクラインベンチ」という言い方が定番です。
※アジャスタブル=角度が変えられる
※インクライン=傾斜がついている
この記事ではインクラインベンチの価格帯別のおすすめ商品を紹介します。
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【価格帯別】インクラインベンチのおすすめ(メイカー)3選
基本的に高い製品の方が安定感があります。
自分は10,000円程で耐荷重量が150kg。背もたれシートの最大傾斜角度が60度。シート部分の横幅は約28.5cmの製品を使っています。
ガタつきが少し気になりますし、傾斜も不満ですが普通に使えています。
買い換えるなら座面のシートの高さが50cm以内。傾斜が80度以上。耐荷重は200kg。背もたれの幅が27cm以内のものが良いですね。
15,000円以下 MRG
商品スペック
背もたれシートは
-30度、0度、26度、45度、54度、63度、90度の7パターン
座面シートは0度、20度、35度の3パターン
合計21パターンの調整が可能です。
全体サイズ:51×121×47~116cm、シート幅24cm
重量:約22kg
座面の高さ47cm
耐荷重:200kg
付属:組み立て説明書、組み立て工具
レビュー
僕が使ってるやつの改良版のようです。
安いながらもデクラインと、直角背もたれに出来るのが高評価です。
シート幅が24cmは良いですね~
座面のシートの高さも47cmと良い感じ。
耐荷重も200kgあれば充分。
ただ、購入時に付いてくる組み立て用工具が簡素すぎて組み立てが困難を極めるので、別でモンキーレンチを用意した方がいいです。
30,000円以下 IROTEC (アイロテック) マルチポジションベンチ
商品スペック
レッグカール&エクス・アームカール機能搭載。下半身強化にも威力発揮!!
プレート置き場あり。
サイズ:W440×D1575×H1165mm
重量33kg
座面の高さ55cm(高い)
耐荷重量240kg
レビュー
他の機能は良いがシートが高いところがネック。
レビューで177cmの方でも高いと書いていたので、かなり足の長い方にしか合わなさそう。
レッグカールマシンが付いていたりして面白いけど。
40,000円以内 Bowflex(ボウフレックス)5.1アジャスタブルベンチ
商品スペック
背もたれシート:(約)短辺16/長辺29×82cm
座面シート:(約)短辺29/長辺37×長さ36cm
本体サイズ:約155cm×66.5cm×48cm~126cm
可変段階:6段階
背部=90度・60度・45度・30度・0度(フラット)・-17度(ディクライン)、
座部=0度・-17度(ディクライン)
耐荷重:218kg
座面の高さ45cm
本体重量29kg
レビュー
背もたれシートを90度に出来るのでGOOD!
デクラインにも出来るのも良い。
足掛けも付いているので腹筋も出来る。
難点は背もたれシートの幅が29cmと広いところ。
50,000円以下 bodysolid GFID135【日本人向け商品】
bodysolid社の商品FID125を日本人向けに変更した商品です。(公認品)
商品スペック
背もたれシートはフラットの状態から5段階
座面シートはフラットの状態から3段階インクラインにできます。
一番高い状態はほぼ垂直になりますので肩のトレーニングにも十分使用できます。
ディクラインは1段階になります。
足止めが付いていますので、簡単に腹筋も可能です。
シート幅は広いところでも23cmと狭目の設定になっています。
(幅広23cm、幅狭、背シート部18cm、座シート部15cm)
本体19kg(頑丈で軽量)
折りたたみ可能(収納可能)
小さめに作ってあり、脚が非常に踏ん張りやすい
座面シート高さ47cm
耐荷重250kg
レビュー
小さくて強くて、折りたたみも出来る。
背もたれシートをほぼ垂直(87度)に出来る
これはあえて垂直にしなかったんだろう。
多分この角度の方がやりやすい。
座面シートも三段階に変えられる。
座面の高さも47cmと短足でも踏ん張りやすい優しい高さ。
日本人用に改良しただけあって完璧。
フラットベンチとインクラインベンチの使い勝手の違い
フラットベンチは角度が変えられないベンチで5,000円ほどでも買えます。
フラットベンチにも利点はありますが、インクラインベンチが圧倒的におすすめです。
フラットベンチのメリット
つくりがシンプルな分丈夫に出来ているし軽い。
ベンチプレスしかしないなら良いと思う。
インクラインベンチのメリット
角度が変えられるので種目の幅が増える。
具体的には、インクラインベンチプレスやインクラインダンベルカール、ショルダープレスなどが出来るようになる。
インクラインベンチプレスでは最近流行りの胸の上部が鍛えられる。
インクラインダンベルカールは数少ない上腕二頭筋のストレッチ種目。
ショルダープレスでは背もたれがあることで安定感が出て高重量が扱える。
インクラインベンチの選び方
耐荷重量は150kgは欲しいところ
体重70kg+ダンベル30kg×2個を扱うことを考えると150kgは欲しいです。
耐荷重が200kgあれば安心です!
シート幅と高さが体に合っているか
インクラインベンチはフラットベンチに比べて、シートが高いものが多いです。
シートが高すぎて足がしっかり地面に付かないと、踏ん張れずに力が発揮できません。
海外製のものは大きかったりするので、そこも見たほうが良いです。
シート幅も狭い方が肩甲骨の動きが自由になって良いです。
直角(90度)に出来るかどうか
自分が使ってるやつは直角どころか60度までしか立てられなくて、ショルダープレス(ダンベルを担いで上に挙げる三角筋の種目)がやりづらい。
80度くらいには出来た方が良い。
座面の角度が変えられるか
座面の角度が変えられるのは重要で、ここが変えられないと脚側にすべってしまい安定しずらい。
出来るだけ欲しい機能。
デクラインに出来るか
デクラインはインクラインの逆。
つまり頭側が下になるような傾斜のこと。
デクラインでベンチプレスをすると大胸筋の下部が鍛えられる。
この種目はする人としない人に分かれるし、全くしない人も多い。
なんなら少年ジャ〇プとかを下に挟めばデクラインに出来るのでなくても全然良い。
デクラインは出来ないベンチが多い。
折りたたみは出来るか
なくても良いですが、折り畳みが出来るとトレーニング中以外にはベンチの場所を有効利用することが出来ます。合ったらラッキー位の機能かもしれません。
ベンチプレス用セット
ベンチプレス用にセーフティラックが元から付いているベンチもあります。
基本ベンチプレスしかしないという方にはおすすめです。
フラットベンチならシートの高さが低めで踏ん張りが効きやすく高重量が扱えます。
また、ベンチプレス用製品はラックがあるので、ベンチプレスに最適です。
※ラックはバーベルを置く場所で、スタートがしやすい。
トレーニングベンチの置き場所の条件
安く買おうと思えば15,000円以内で買えるトレーニングベンチですが、結構スペースがいるので置き場所を考えないといけません。
スペース
ベンチを置くスペースは一畳もあれば充分ですが、ベンチプレスをするつもりなら横
幅はかなり広くとる必要があります。
僕が筋トレ器具を検討しているときには2,000mm(2m)のバーベルも考えていましたが、そんなものを買っても到底使えるスペースはありません。
危ないところでした。
バーベルとセットのベンチを買う場合はバーベルの長さも考えましょう。
横に入ってプレートの付け替えもします。
バーベルを170cm以内のものにするとして、スペースは2m位は必要です。
床の耐久性、振動
インクラインベンチの重量はだいたい20〜40kgくらい。それに加えて自分の体重と、バーベルやダンベルの重さが加わります。
騒音対策
2階だとベンチプレスでセーフティラックに置いたくらいでも下の階に結構響くので注意が必要です。
防音マットをクッションとして置くのも大事です。
処分方法
安いのを買って物足りなくなってきたら、買い替え買い替えを検討するようになったとします。
その時困るのはベンチの処分方法。
持ち運びも大変だし、処分方法に困るものです。
いくつか案を提案します。
欲しい人にあげる
どうせなら捨てるより誰か欲しい人にあげたほうが気分が良いですよね。
安かったりぼろかったりしても無料なら貰い手が現れるかもしれません。
SNS経由で貰い手を募集する
twitterなどのSNSで貰い手を募集して、近場なら取りに来てくれる場合もあります。
ただこの場合はある程度高い製品じゃないと需要がないかもしれません。
友人にあげる
友人にあげる方が現実的ですね。
ただなら安い商品でも貰い手がいると思います。
LINEグループで呼びかけたりするといいでしょう。
フリーマーケットに出品する
近場にフリマがあれば出品するのもありです。
そこまで持っていくのが厳しいなら、写真などを準備して取りに来てくれるならあげますという方法が使えます。
粗大ゴミ回収サービスで取りに来てもらう
お金が掛かりますが、電話一本で回収に来てもらえます。
トレーニングベンチなら2,800円ほどのようです。
貰い手がみつからなくて、運搬手段がなければ活用するのもありですね。
料金表・商品名|粗大ごみ回収・不用品回収・家電リサイクルのクイックポイ
売る
メルカリやヤフオクなどで売る方法があります。
マッチングのような形で、売れたり引き取ってもらえるジモティーなんかもあります。
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