この記事が話題になっています。
元記事の内容
- 生徒の借りた本を学校がデータベース化して管理。
- 個々人の読書のジャンルの傾向をみて、色んなジャンルの本を読むことで埋めることが出来るビンゴなどを企画。それによりバランスよく教養を深められるようにしている。
- 読書ジャンルの偏りをみて、教師が生徒に違うジャンルの本を薦めることもある。
- 図書館が学校の端にあって利用するのに不便だから廊下にも図書コーナーを設置したり、階段にも本の紹介を貼ったりして興味を持たせている。
- 小学生の年間の平均読書数が37冊なのに比べて、この小学校は142冊で断トツ!
- たくさん読書して知識を深めることで色んな問題が解決するっていう考え
という感じかな。
元記事の感想
普通に年間142冊の読書は凄いと思うし、びっくりした。
読む本のジャンルが偏らないように色んなジャンルの本を読む機会をつくる工夫をしているところにも感銘を受けた。
様々な知識に触れるのは大事だし、視野が広がることで人生に良い影響が出ると思う。
ついつい同じような本を読んでしまう経験は誰にでもあると思うが、僕はこれは良くないと思っていて、自分の考えに固執してしまう大きな原因になると思う。
その点この小学校の取り組みは素晴らしいと思った。
何故こんなに伸びたか
この記事は598ブクマとかなり拡散されています。
ブクマコメントを見るまでは、小学生が年間142冊も本を読む学校の取り組みを評価して、彼らの将来に期待するものだと思っていたが全然違いました。
7、8割が批判コメント!
生徒の借りた本がデータベース化されて教師に見られていること。
これは生徒のプライバシーを侵害する行為で、思想をコントロールしているという感じのコメントが多かったです。
つまりブクマ598のバズは炎上だったんですね
「図書館の自由に関する宣言」というものもあるらしくて、それに違反していると。
第3 図書館は利用者の秘密を守る
1.読者が何を読むかはその人のプライバシーに属することであり、図書館は、利用者の読書事実を外部に漏らさない。
ただし、憲法第35条にもとづく令状を確認した場合は例外とする。
たしかに記事を読んだ印象では怪しい感じ…
誤解を招いて申し訳ない?
後日こんな記事も出ていました。
「担任に伝わるのは、各本の貸出回数と児童が借りた冊数だけ。タイトルやジャンルは知らされない」
再度別のメディアが校長に話を聞いたところ、このように発言したということです。
つまり、貸し出した本の内容は把握していないと。
まあ炎上したあとのインタビューなので、これを素直に信用することは出来ませんよね。
前記事の発言とも乖離しすぎています。
事実関係を調べることは難しいので、後からなんとでも言えます。
どのようにデータを管理していたかの本当のところは分かりませんから。
ライターさんが間違えて解釈したのか?
三郷市立彦郷小学校の鈴木勉校長によると、データベース化を行うことによって、児童ごとの読書傾向を学校側が把握できるようになり、今どんな本を読んでいるのか、あるいは1ヶ月で何冊の本を読んでいるかなどを的確に把握できると言います。
media.housecom.jp
んー元の記事を読む限りは、貸し出された本の内容をデータベース化しているようにはっきり読み取れてしまいますけどね。
ここまではっきりライターさんが間違えて書くことがあるのかな~?
考察
怪しい