ケトン体ダイエットご存知ですか?
この記事では人間の唯一のエネルギー源と言われてきた糖質ではなく、新たに注目されている脂質からエネルギーに変換するケトン体ダイエットについて見ていきます。
糖質ダイエットとは混同しがちなので注意です!
ケトジェニックと緩い糖質制限ダイエットの違い
ケトジェニックはエネルギー源が「ケトン体」
緩い糖質制限ダイエットではエネルギー源が「糖質」です。
この記事で単に糖質制限ダイエットといった場合は「ケトジェニック」の方を指します。
ケト・サポーターで(ケトジェニック)糖質制限ダイエットが成功する理由
糖質制限ダイエットが失敗する原因の多くは「脂質不足」
糖質制限ダイエットでは糖質の代りになるエネルギーとして脂質を多く摂取する必要がありますが、これに抵抗があって、糖質も脂質も制限してしまうと糖質制限ダイエットは失敗してしまいます。
脂質を摂る理由は体内でケトン体をつくるため
そして、ケト・サポーターはケトン体を作るために大活躍する成分がたくさん入ったサプリメントなんです!
ケト・サポーターの成分は抜群!
糖質制限ダイエットがはかどる成分が大量に配合されています!
代謝効率が高く希少なMCT
MCTは「中鎖中性脂肪」といわれ、超鎖脂肪酸(パルミチン酸)に比べて4倍速く酸化され、ケトン体生成量は10倍にもなります。
つまりめちゃくちゃケトン体を出すのに適した栄養素なんです!
トレーニー愛用のL-カルニチン
普段から筋トレに励んでいるトレーニーがダイエットの時によく使うサプリメントに「L-カルニチン」があります。
これは脂肪酸をエネルギーにするときに必要な栄養素ですが、特に糖質制限の時にケトン体を生成するときに必要な栄養素なので嬉しいですね。
定番のサプリで糖質制限と相性の良いBCAA
BCAAは必須アミノ酸である「L-ロイシン」「L-バリン」「L-イソロイシン」の総称。
筋肉の主な栄養になる成分であるのに加えて、「L-ロイシン」は「ケト原性アミノ酸」の一種で、ケトン体の原料になる成分です。
ケト・サポーターはこちらから
7月に日本に入ってきたばかりの「ケト・サポーター」は現在公式サイトでのみ購入可能です!
エネルギー源は糖質だけとされてきた
人間が体を動かす時に使うエネルギー源と言えば、糖質ですよね。
頭を働かせるエネルギーも同じく糖質。考え事をするときは飴で糖質を摂った方が良いと言われることもありますよね。
一般常識とされてきたエネルギー源=糖質の考え方が覆されているのをご存知でしょうか?
脂質をエネルギー源にすることが出来る??
新たなエネルギー源。それは脂肪です!とは言っても普通の状態では脂肪をエネルギー源として使うことは出来ません。ここでいうエネルギーとしての脂質は体についている体脂肪ではないことを理解して下さい。
摂取した脂質をエネルギー源に出来るというのが凄いところなんです。
ケトーシスなら脂質をエネルギー源に出来る
脂質をエネルギー源にするためには体をケトーシスという状態にしなければなりません。
ケトーシスとは炭水化物を非常に少ない摂取に抑えることで脂質をエネルギー源として使えるようになった状態を指します。
ケトン体ダイエットと糖質制限ダイエットの違い
一般的に行われる糖質制限ダイエットは、夕飯だけご飯を抜くとか、朝食だけご飯を食べるとかそんな理解だと思いますが、これはかなりライトな食事制限です。
本当の糖質制限である、ケトン体ダイエットとは似て非なるものです。何よりエネルギー源が違います。
ライトな糖質制限ではケトーシスに入ることがありません。つまりただのカロリー制限なんです。これでも普通に痩せるんですけど、体に悪影響を及ぼしてしまうこともあります。
中途半端な糖質制限では糖新生で筋肉が減ってしまう!
実は、中途半端に糖質制限ダイエットをするのが1番体重が落ちます。
ただし、落ちるのは脂肪だけではなく筋肉も大幅に減ってしまうんですよね…
中途半端に糖質(ご飯やパンなどの炭水化物)を制限すると、筋肉を分解してアミノ酸を糖質にしようとする「糖新生」の働きが活発になってしまいます。
筋トレをしている人も、そうじゃない人。例えば女性なら筋肉がバランス良く付いていた方がスタイルが良く見えるし、お年寄りなら健康のために筋肉は多い方が良い。
つまり糖新生はなるべく避けたい。
2日間炭水化物を0に近くしてケトーシスにする
糖新生を起こさせずにダイエットする方法がケトン体ダイエットなわけです。
そして、ケトン体をエネルギー源にするためには体を「ケトーシス」にしなければいけません。そのための条件が1日の炭水化物の摂取量を50g以下にすること。
コンビニのおにぎり1個でだいたい40g前後なので1日50g以下がかなり少ない炭水化物量なのが分かります。
また、さらに早くケトーシスにするためには2日ほど炭水化物をゼロにするのを心がけるのが有効です。
ケトジェニックダイエットで一番起こりやすい失敗は脂質不足
炭水化物を制限して、脂質からケトン体を作り出してエネルギーにするわけですから当然脂質を大量に摂る必要があります。
脂質は1gあたりのカロリーが9kcalとかなり高く(炭水化物とタンパク質は4kcal)太りやすいイメージがあるので避けたくなりますが、ケトジェニックダイエットでは積極的に摂る必要があります。
とらないとケトン体を作り出すことが出来ずにエネルギー不足に陥ってしまいます。
ウエイトトレーニングも必ずすること
食事制限だけでなく、ウエイトトレーニングをするのも大きなポイントです。
ケトジェニックダイエットのOK食品
脂質を積極的に摂ることに慣れている人は少ないと思います。
脂質ってなにから摂れば良いのでしょう?
出典話題のケトジェニック・ダイエット、OKフード&NGフードとは?
肉
鶏肉、豚肉、牛肉、ラム肉、ベーコン、ハム、ターキー、ソーセージ(ただし、摂取できる量には制限があり、脂肪分の多いものが推奨されている)
普通のダイエットなら避けがちな霜降りなどの脂身の多い肉類もケトジェニックダイエット中なら力強い味方です!ステーキを食べまくっても大丈夫です!高級肉万歳!
魚
サーモン、鯛、ます、まぐろ、たら、なまず、オヒョウ
青魚にも油が多く含まれています。特に青魚に含まれるオメガ3という油は脳みその栄養にもなり、めちゃくちゃ体に良い成分です。
特にサバ缶は安価だし一食分に充分な量が入っているのでとても良い!
魚介類
あさり、牡蠣、ロブスター、かに、ほたて、ムール貝
卵
卵はタンパク質と脂質が多く含まれています。卵黄に脂質が多いので、ケトジェニックじゃないダイエットの場合は卵白だけ食べたりしますね。
一部の野菜
カリフラワー、キャベツ、アボカド、ブロッコリ、ズッキーニ、ピーマン、なす、トマト、アスパラガス、きゅうり、玉ねぎ、きのこ、ほうれん草、レタス、さやいんげん、オリーブ
基本的な栄養価が非常に高く、疲労を回復させるビタミンCなどを多く含むブロッコリーをはじめ、森のバターとも言われるアボガドも含まれており、悪くないバリエーションですね。
筋トレ効果UPにブロッコリーが効く?|筋力・腹筋・体幹などトレーニングのトレンドマガジン|トレラボ
食用油
バター、ココナツオイル、オリーブオイル、ギー、ラード、アボカドオイル、マヨネーズ
高脂肪の乳製品
生クリーム、チーズ(ソフト・ハードタイプ共に)、クリームチーズ、サワークリーム
カロリーはかなり高いですが、食べてもOK。欲望を開放させるんだ。
ナッツ&ナッツバター
アーモンド、ピーナッツ、ピーナッツバター、アーモンドバター、マカダミアナッツ、ピーカンナッツ、ヘーゼルナッツ、くるみ、松の実
ナッツ類は基本脂質で出来ています。僕はピーナッツに火をつけたことがありますが引くくらい燃えました。
ただし、ジャイアントコーンなど糖質が多いものもあるので注意!
スパイス類
水
無糖のお茶
コーヒー(基本的にブラック。少量のクリームなら加えてもOK)
ベリー類(少量のみ)
ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリー
人工甘味料(少量のみ)
ステビア、スクラロース
アルコール(少量のみ)
ウイスキーなどの強いお酒、辛口のワイン、シャンパン
カロリー0ゼリー
糖質が0なので食べても良い。息抜きに最適!買い込むべし!
ケトジェニックダイエットのNG食品
一日の糖質の摂取量を50g以下にする必要があるのでかなり気を使う必要があります。
基本的にはステーキくらいしか外食は出来ません。
ご飯やパン麺類などの主食
日本人大好き。どこの料理でも必ず付いてくる主食のご飯。パン。麺類が食べられません。悲しいねえ…
主食抜いたら空腹感凄いんじゃないかと思わないですか?でも実は全然そんなことないんです。むしろ普段感じたことないくらいエネルギーに満ち溢れた状態になります。
多くの調味料
実は砂糖以外の調味料にも結構糖質が含まれています。
パン粉や小麦粉などの粉系はもちろんですが、ポン酢やみりん、しょうゆにも糖質が含まれているので糖質オフのものを購入すると良いですね。
フルーツ
りんご、バナナ、オレンジ、ぶどう、すいか、桃、メロン、パイナップル、さくらんぼ、梨、レモン、ライム、あんず、グレープフルーツ、キウイ、プラム、いちじく、マンゴー、パパイヤ、タンジェリンオレンジ、デーツ、レーズン
ほとんど果物には糖質が多く含まれているのでNGです。
根菜類
いも類(さつまいもを含む)、にんじん、ヤムイモ、パースニップ、キャッサバ
お菓子
チョコレート、ケーキ、パン、アイスクリーム、クッキー、プディング、砂糖入りのお菓子全般
穀物とでんぷん
小麦、米、ライ麦、オーツ麦、コーン、キヌア、大麦、きび、ブルグア、アマランス、そばの実、発芽穀物
穀物が原料の食品
シリアル、パン、パスタ、コーン、オートミール、クラッカー、ピザ、ポップコーン、ミューズリー
マメ科の食品
豆類、えんどう豆、ひよこ豆、レンズ豆
アルコール
ビール、サイダー、甘口ワイン、砂糖入りのアルコール
ソフトドリンク
ジュース、スムージー、炭酸飲料、加糖のお茶やコーヒー
砂糖入りのソースやディップソース
乳製品(牛乳、低脂肪の乳製品含む)
甘味料
甘藷糖(かんしょとう)、はちみつ、メープルシロップ、アガベネクター、スプレンダ、アスパルテーム、スクラロース、サッカリン、ブドウ糖果糖液糖
一部の油
キャノーラ油、大豆油、グレープシードオイル、ピーナッツオイル、ごま油、ひまわり油
低脂肪および低炭水化物食品
まとめ
- 人間の活動エネルギーは糖質と「ケトン体」がある
- ケトン体を使うには「ケトーシス」になる必要がある
- 1日の糖質の摂取量が50g以下(おにぎり1個で40g)を2日ほど続けるとケトーシスになる
- ケトーシスになれば空腹感は感じない
- 脂質をたくさん摂らないとエネルギー不足になる
- 肉、魚介類、卵、オイル類などから積極的に脂質を摂ろう
- ケト・サポーターはMCT,L-カルニチン,BCAAが含まれ、糖質制限の助けになる